こんにちは!
ゆがみ矯正.comのカイロプラクター佐久眞正弘です。
右の肩甲骨のしびれ、頭痛(右側)、右首筋の痛みなど、
身体の右側だけ違和感を感じたことはありませんか?
右肩甲骨のしびれ、頭痛(右側)、右首筋の痛み、
右脚の付け根や右膝の違和感など、身体の右側全体に
違和感があるという20代女性が来院されました。
整形外科を受診し、首・背中・腰のレントゲン撮影では
「異常なし」だったそうです。
痛み止めやしびれを押さえるための薬を飲んでも治らない
ため、ホームページを見て当院を訪れたようでした。
1ヵ月程前から症状が出てきたそうですが、その頃は
就職採用試験前のため連日試験勉強をしていたそうで、
長時間座った姿勢が多かったようでした。
特に、椅子に座っているときに症状が最も強く出るとのことでした。
座っているときは脚を組む癖があるようでした。
走るとき右膝の痛みも感じるようでした。
睡眠時間は1日5時間くらいで、背中の違和感で
夜中に目が覚めることがあるようでした。
検査してみると、立っているときの腰の位置が少し右に
ずれていて、仰向けに寝ているときの姿勢も真っ直ぐ
ではありませんでした(下写真)。
上体の側屈は右に曲げにくい様子で、両脚の長さには
左右差があり、骨盤の左右の高さは左に傾いていました。
骨盤の右の仙腸関節を押すと痛みがあるようでした。
首は、頸椎の右側全体に痛みを感じるようでした。
背中は、胸椎の3番・4番あたりに痛みを感じるようでした。
右肩甲骨のしびれなど身体の右側にだけ違和感が起こる
原因としては、以下のようなことが考えられます。
①長時間同じ姿勢でのデスクワークで、いつも身体の
右側に多くの負担をかける姿勢を続けていた。
②脚を組むなどの悪い癖や習慣などで、骨盤が歪んだり
体軸が右に曲がって左右のバランスが崩れ、身体の右側
の筋肉に負荷のかかり過ぎや使い過ぎなどが生じ、筋肉疲労を起こした。
③筋膜の癒着などで右側の肩甲骨や骨盤などにズレや歪み
が起こり、首の右側から肩甲骨・背骨・骨盤などに
つながっている筋肉の動きが悪くなり、血行不良に陥った。
④睡眠不足による疲労の蓄積
⑤寝姿勢が悪い
⑥その他の異常
①は、長時間椅子に座った姿勢を続けると、姿勢を
維持するために筋肉が緊張し、疲労の蓄積や血行不良が
起こり、右側に負担をかける姿勢が多いと、右側に
痛みやしびれを起こすようになります。
②は、悪い癖や習慣などで、骨盤が歪んだり体軸が右に
曲がって左右の体重バランスが崩れると、身体の右側の
筋肉に多くの負荷がかかることで筋肉疲労を起こします。
③は、筋膜の癒着などで右側の肩甲骨や骨盤などにズレや
歪みが生じ、右側のつながっている筋肉の動きが悪く
なって、血行不良を起こします。
④は、睡眠時間が1日5時間と短めで、背中の違和感で
夜中に目が覚めることもあるため、睡眠不足状態になり、
筋肉や神経の疲労が蓄積して、筋肉や神経の働きに異常を
引き起こしやすくなります。
⑤は、敷布団や枕の影響などで寝姿勢が悪くなったり、
寝返りが少なく同じ寝姿勢が多いと、身体への圧迫により
血行が悪くなったりします。
⑥は、肺や肝臓などの内蔵の異常や他の病気の可能性など
が考えられます。
このお客様の場合、①~⑤が原因として考えられます
ので、施術で原因を取り除くことが可能です。
また、悪い癖や生活習慣などを見直し改善することも必要です。
症状に思い当たりのある方は、放置せずに、まずは施術
によるケアをお勧めします。
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