体内時計が狂うと不眠症の原因となる | 沖縄県那覇市の首痛・背中痛・腰痛・顔の専門、姿勢を整え歪みのない体を創るカイロプラクティック・整体院『センジュラク』こんにちは!
ゆがみ矯正.comのカイロプラクター佐久眞正弘です。

夜眠れなくて困っているということはありませんか?

不眠症

不眠症で悩んでいるという60代の女性のケースを
ご紹介したいと思います。

夜7時から深夜1時までの夜間の仕事をしていました。

睡眠時間は1日5時間くらい、いつも午前4時頃に
就寝、午前9時過ぎに起床しているとのことでした。

眠りは浅いとのことで、ちょっとした物音でも目が
覚めるとのことでした。

睡眠時は、ベッドの上に温熱マットを敷いて寝て
いるということでした。

昔、車の運転中にいねむり事故を起こし、一時、
首が横に動かせなくなったこともあったようでした。

その他に、低血圧冷え症慢性気管支炎などもあるようでした。

不眠症には、寝付きが悪い入眠障害、何度も目が
覚める睡眠持続障害(中途覚醒)、早く目覚める
早朝(早期)覚醒、眠りが浅い熟睡障害などがあります。

不眠症のタイプ

不眠症の主な原因としては以下のようなものがあります。

ストレスなどの心理的要因

うつ病などの精神医学的要因

・身体の痛みや痒み、病気、頸椎の歪みなどの身体的要因

・薬やカフェインなどの薬理学的要因

・時差ボケや生活リズムの昼夜逆転、ライフスタイルの乱れなどの生理学的要因

・寝具、照明、生活騒音などの環境的要因


このお客様の場合は、物事を少し神経質に考える癖
があるらしく、心配事や不安感などのストレスや、
深夜まで仕事をして早朝寝るという毎日のライフ
スタイルなどが睡眠に少なからず影響を及ぼしていると思われます。

睡眠パターンと生活リズムによって、「朝型人間」と
夜型人間」とに分けることができます。

朝型人間は、夜遅くまで起きているのが苦手で、
夜になると自然に眠くなり、朝はすっきり起きられるタイプです。

夜型人間は、夜の方が目が冴えて活動的になり、
朝はもっと寝ていたいタイプです。

本当は朝型人間なのに、仕事などの都合で無理に
夜遅くまで起きているという人もいます。

逆に、本当は夜型人間なのに、仕事などの都合で
無理に朝から起きて活動しているという人もいます。

このお客様の場合、夜型人間だと思われますが、
体内時計のリズムがうまく調整できていない可能性
が考えられます。

光は体内時計を調整する働きがあります。

人間には体内時計が備わっていて、一定のリズムを
刻んでいます。

夜になると体温が下がり、自然に眠気がやってきて
眠ります。

様々なホルモンなども体内時計に合わせて分泌されます。

朝起きると覚醒するのは、「セロトニン」という
幸せ
ホルモンが、副交感神経から交感神経への
切り替えを
スムーズに行うように作用しているからです。

セロトニンを分泌するセロトニン神経は、朝日を
浴びることで活性化されます。

セロトニンが正常に分泌されていると、すっきりと
目覚めることができます。

セロトニンは、夕方以降になると「メラトニン」
という睡眠ホルモンに変化し、眠りを誘います。

セロトニンとメラトニン

メラトニンが分泌されるのは、目覚めて(光を感じ
て)
セロトニンが働き出してから15~16時間後です。

朝7時に起きて朝日を浴びた場合、22~23時
には自然に眠くなるのです。

体内時計の周期は24時間より少し長く、地球の
自転は24時間なので、毎日ズレが生じます。

そのズレは、毎朝、朝日を浴びることで体内時計を
リセットすることができるのです。

このお客様の場合、体内時計のリズムが狂い、睡眠
ホルモンであるメラトニンの分泌が低下している
可能性が考えらます。

日常的に深夜勤務の人の場合には、できるだけ
明るい環境にすると、脳に「今は昼間だ」と勘違い
させることができます。

但し、日中は強い光を浴びないようにした方がよい
でしょう。

日中に強い光を浴びると、体内時計のリズムが
崩れ、深夜勤務に適応しにくくなってしまうからです。

メラトニンは、10歳頃の子供の頃にピークを
迎え、
年齢とともに低下していき、高齢者では
微量しか
生成されなくなります。

メラトニンの生成

メラトニンはセロトニンから作られるので、
セロトニン
を増やすことは質の良い睡眠を得るのに有効です。

セロトニンを増やすには、朝は太陽光を浴びる
セロトニンの原料になるトリプトファン
ビタミンB6を積極的に摂取する、などです。

その他にも、ウォーキングなどや食事中によく噛む
などのリズミカルな運動をしたり、スキンシップ
などでセロトニン神経が活性化されます。

トリプトファンは、必須アミノ酸の一つで、豆腐・
納豆・豆乳などの大豆製品、牛乳・チーズ・
ヨーグルトなどの乳製品、鶏卵、アボガドなどに多く含まれています。

ビタミンB6は、バナナ、サンマ・サケ・マグロなど
の魚類などに多く含まれています。

寝る前の室内の照明の強さにも工夫が必要です。

蛍光灯のように青白い光は、朝の太陽光と同じ波長
を持っているため、脳が夜を昼と勘違いしてしまいます。

夕暮れどき程度のオレンジ系の明かりにすると
メラトニンの分泌を盛んにしてくれます。

また、寝具の影響などもあります。

体温も体温リズムがあり、1日のうちで変化しています

体温リズム

夜は体温が下がり自然に眠れるようになるのです
が、
このお客様は、10年程前から睡眠時には
温熱マット
を使用しており、体温が下がりにくく
なって、
眠りが浅くなっている可能性も考えられます。

高齢者では、夜の体温があまり下がらないという
特徴があり、睡眠が浅くなりやすいのです。

不眠症を改善するには、生活習慣を見直してみることも重要です。