体軸が曲がっていると姿勢も歪んでいます | 沖縄県那覇市の首痛・背中痛・腰痛・顔の専門、姿勢を整え歪みのない体を創るカイロプラクティック・整体院『センジュラク』こんにちは!
ゆがみ矯正.comのカイロプラクター佐久眞正弘です。

普段歩いたり走ったりするときに、左右の脚が左右
対称でないように感じることはありませんか?

そのように感じる場合は、もしかしたら、体の軸
(体軸)が真っ直ぐでないかもしれません。

体軸とは、身体の中心を上下真っ直ぐに貫くライン
状の
体性感覚的意識のことです。

体軸が真っ直ぐでない状態でスポーツなどを行って
フォームが崩れやすくなるばかりか、体にも
無理な負担
をかけることになります。

ランナー

歪み・姿勢を改善したいという40代男性の
ケースに
ついてご紹介します。

そのお客様は、普段歩いているときなどに、脚が
左右
対称でない気がする
とのことでした。

パンツが片側(左)にずれてくるということでした。

ランニング(マラソン)を10年程前から週に2~3
回のペースで続けていて、バトミントンも週に4回
程度されているとのことでした。

右利きで、バトミントンでは右側ばかり使っている
ということでした。

睡眠中はいびきがひどいとのことでした。

鼻中隔が曲がっているらしく、鼻の右側が詰まって
いる感じが
するということでした。

鼻中隔とは、鼻の穴の真ん中にある仕切りのことです。

睡眠時は、横向きで右を下にして寝ていることが
多い
とのことでした。

検査してみると、左右の肩の高さの差は1cm以上
あり、猫背ぎみの姿勢で、しかも背骨は側彎ぎみでした。

施術前の曲がった姿勢

真っ直ぐだと思う姿勢で仰向けに寝ていただいた
ところ、姿勢は曲がっていました(左写真)。

足は偏平足で、両足には外反母趾がありました。

膝を立てた時の両膝の高さには差がありました。

痛みの箇所を探しましたが、特にありませんでした。

普段歩いたり走ったりしているときの脚が左右対称
でないと感じるのは、体軸が真っ直ぐでないことが
関係していると思われました。

体軸に関係するのは、耳の前庭や三半規管などの
平衡感覚器、筋肉にかかる張力を感じる感覚器
(筋紡錘)、足裏にある圧力を感じる感覚器などです。

これらの感覚器からの情報を脳が処理し、重心の
位置重力の方向などを判断しています。

体軸が歪んでしまう原因にはいろいろありますが、
このケースでは以下のようなことが考えられます

・偏平足のため、歩行やランニングなどのときに
地面から受ける衝撃が足裏で吸収されにくい。

・睡眠時に、いつも横向きで同じ側を下向きにして
寝る習慣がある

・右側(または左側)の筋肉ばかり使うため、左右
の筋力バランスが悪い。

・骨盤の歪みにより、両股関節の位置・両脚の長さ
左右差がある。

・脊柱の生理的彎曲(S字カーブ)の崩れや側彎がある。


体軸を真っ直ぐにするための施術を行いました。

施術後の体の軸

施術後に、もう一度真っ直ぐだと思う姿勢で
仰向けに寝ていただいたところ、姿勢はほぼ
真っ直ぐになりました(左写真)。

睡眠時の寝姿勢は体の軸にも影響します。

横向きで右側をいつも下にして寝るのは、
理由の一つとして、鼻中隔の曲がりによる
片側の鼻のつまりがあるためと思われます。


鼻中隔は、ほとんどの人がある程度は曲がっている
といわれますが、鼻中隔彎曲症のように
曲がりが
強い場合は、片方の鼻の穴からの空気の通りが悪く
なり、鼻がつまったりひどいいびきをかいたりします。

偏平足の人は、足裏での衝撃吸収が弱くなるため、
その分、
膝・股関節や骨盤・背骨などに衝撃の影響
大きくなります。

そのため、関節に余分な負荷がかかり、関節が
歪みやすくなります。

もともと脚の長さが左右異なっている場合も同様に
歪みやすくなります。

右利きの人は、右側の筋肉が使いやすいので、
右を多く使うように
なります。

そのため、筋肉の強さに左右差が生じ、非対称感が
大きくなります。

椎間板は、歩行やランニング時の衝撃を吸収する
ショックアブソーバーの役割があり、衝撃から
脳を
守っています

加齢とともに椎間板は水分が次第に抜け、厚みも
徐々に薄くなり弾力性がなくなっていきます。

衝撃の頻度が多いと椎間板への負荷が大きくなり、
椎間板ヘルニアのように飛び出したり、変形し
やすくなります。

また、脊柱のS字カーブが崩れたり、側彎などが
あると、椎間板での衝撃
吸収力が弱くなるだけで
なく、二足歩行時の真っ直ぐな姿勢を保ちにく
くなります。

ヒトの体は、表面的に左右対称に見えても、実際は
左右対称ではありません。

まず、心臓や肝臓などの内蔵自体が体の中で非対称
配置されています。

心臓が左で、肝臓が右というふうに。

そのため、重心バランスは左右不均等になっています。

しかし、体はこれをほかの部分でバランス調整しています。

多くの人は右利きですが、右利きの人は右重心に
なりやすいようです。

右重心になると右足で地面を蹴りやすいので、陸上
のトラック
競技で左回りになっているのも、右利き
の人が多い
ことと関係があるようです。

体の重心バランスが多少ずれていても、ある程度は
筋肉でカバーすることができます。

しかし、筋力が弱くなると体を真っ直ぐ支えること
が難しくなり、関節の歪みが生じやすくなります。

体の重心バランスは足でも調整しています。

足には縦アーチ(内側と外側)や横アーチがあり
地面からの衝撃を吸収したり、立っているときや
歩いているときの体重の分散などを行っています。

足のアーチ

しかし、偏平足では、土踏まずのアーチがない
ため、
体重の分散がうまくいかず、親指の根元の
内側に力が
集中してかかりやすくなります。

そのため、偏平足は骨が変形して外反母趾になり
やすい
のです。

また、偏平足でなくても、長時間のランニング
などで、横のアーチが減ったり無くなっている
場合も、外反母趾になりやすくなります。

偏平足は、後天的なものであれば改善が可能です。

外反母趾については、詳細は別の機会に譲りたいと
思いますが、改善するための方法がいくつかあり
ますので、気になる方は一度相談されてみるとよいでしょう。