舌癖やマスクで鼻を覆った状態の睡眠が良くない理由とは? | 沖縄県那覇市の首痛・背中痛・腰痛・顔の専門、姿勢を整え歪みのない体を創るカイロプラクティック・整体院『センジュラク』こんにちは!
ゆがみ矯正.comのカイロプラクター佐久眞正弘です。

寝るときマスクをして寝たりしますか?

また、舌で歯を常に触ったりする癖はありませんか?

腰痛肩こりめまいがあり、以前よりも全体的に
下顎が前に出てきたように感じるという30代女性
のケースをご紹介します。

1年半程前から、上の前歯の裏側を舌で触る癖
舌癖)があるとのことでした。

また、左右の顎関節のあたりに触ると痛みがある
ようでした。

仕事は毎日パソコン作業をしているとのことでした。

15年程前にぎっくり腰なって以来、何年かおき
に繰り返しぎっくり腰が起きるようになり、
それから腰痛があるとのことでした。

整形外科で痛み止めの薬やシップをもらって
貼ったりしたが、効き目がなかったということでした。

いつも昼食後から午後3時頃の間に、フラフラと
するようなめまいが起きるとのことでした。

睡眠時間は1日7時間取っているが、ずっと夢を
見ている感じがあり、夜中に2~3回目が覚める
とのことでした。

よく見る夢は、怖い夢や気持ち悪い夢、現実的な夢
などだそうで、例えば、
車をぶつけて飛び起きる夢
や背中にえのきだけが生えてくる
夢、会議をして
いる夢などをよく見たりするとのことでした。

また、自分のいびきで目が覚めることもあるようでした。

3年ほど前から、風邪をひかないようにする
ために、
マスクをして寝ているとのことでした。

マスクをして寝る

寝るときは、横向きやうつ伏せで寝ると楽に感じる
という
ことでした。

検査してみると、両肩の高さに差があり、頭は少し
傾いた姿勢でした。

腰(骨盤)、背中、首(頸椎)などを押すと、
痛みを感じる場所が何箇所もみられました。

腰や首の位置は身体の中心より少し横にズレている
ようでした。

上下の前歯の中心位置はズレており、下顎は左側に
約1.5mm程度のズレがありました。

下顎のずれ

左右の顎関節はさわると痛みを感じるようでした。

壁を背にして立ってもらうと、施術前は、真っ直ぐ
立つと辛くなり、腰や脚が壁から離れて立っていました。

施術後は、腰や脚を壁につけても楽に立てるように
なり、腰痛や肩こりも施術前より楽になったようでした。

腰や背中、鼻や喉などに問題があると、仰向けより
横向きやうつぶせで寝た方が楽に感じることがあります。

しかし、横向きやうつぶせ寝が多いと、首や背骨
などに
歪みが生じやすくなります。

このお客様は、いつも口と鼻をマスクで覆って寝ていました。

寝るときにマスクをしているという人が時々います。

風邪の予防や口・喉の乾燥を防ぐためのようです。

しかし、数時間の睡眠中ずっとマスクで鼻と口を
覆った状態でいると
呼気により二酸化炭素の
濃度が一時的に高くなり、吸気のときに
酸素不足を
引き起こす
可能性もあります。

酸素不足になると、口で呼吸をする口呼吸をする
ようになります。

睡眠中の酸素不足は、睡眠時無呼吸症候群の
ように、
いびき、起床時の頭痛、日中の眠気、
睡眠中の脳の
覚醒状態などを引き起こします。

睡眠中に夢を見るのはレム睡眠のときで、そのとき
脳は覚醒状態にあります。

このお客様の場合、夜中に夢で2~3回目が覚める
とのことから、深い睡眠であるノンレム睡眠
少なくなり、睡眠内容が悪くなっていると考えられます。

眠っているときに口呼吸になると、口を開けている
ことが多くなり、舌の位置が喉の方に下がるため、

いびきをかきやすくなります。

また、口呼吸をしていると、口の中や喉が乾燥し、
空気中の
雑菌や異物も直接体内に取り込まれる
ことが多くなり、喉や気道を痛めてしまい
ます。

いびきと口呼吸

口呼吸は舌癖でなる場合もあります。

舌癖は舌を歯に常に押し付けているような癖のこと
で、歯と歯の間に隙間ができやすくなり、歯並び
にも
悪い影響を及ぼします。

また、舌を突き出す動作を繰り返し行うと下顎が
前に出てくる
ようになり、歯の噛み合わせも悪く

なってしまいます。

更に、顎関節に無理に負荷がかかることで、顎関節
や下顎骨を動かす筋肉に痛みを
引き起こす場合もあります。

鼻がつまっていたりなどにより鼻から呼吸をする
ことが
困難な場合は口呼吸になりますが、寝方が
悪い
場合も
口呼吸になりやすくなります。

横向きやうつぶせ寝は、枕側の方の鼻腔が圧迫
されて
いると鼻呼吸がしづらくなり、苦しくなって
口呼吸を
するようになります。

仰向けで寝ている場合でも、枕の高さなどが
合って
いなかったり敷布団がやわらかいなどで
首や背骨の
生理的湾曲が崩れて姿勢が悪くなって
いると、
口呼吸になりやすくなります。

鼻呼吸には、鼻腔で吸った空気を加湿して温め
たり、
異物を除去するエアーフィルターのような
機能があり、
口内の乾燥や細菌の繁殖を防ぐだけ
でなく、
空気中の雑菌や異物が身体の中に入るのを防いでくれます。

また、鼻呼吸は深く息を吸うことができるため、
呼吸の
深い腹式呼吸になり、身体の血行がよく
なって内臓機能が
高まるだけでなく、自律神経の
バランスもよくします。

喉を守るためにも鼻呼吸になるようにしましょう。

睡眠時にマスクをする場合は、鼻まで覆わない
ようにし、口だけを覆うようにする
方がよいでしょう。

但し、この場合、引っ掛かるところがなくなり、
寝ている間にマスクがズレてしまうことがあります。

このお客様はめまいもありました。

めまいには、脳から生じるめまい(動揺性めまい
耳に原因があるめまい(良性発作性頭位めまい症
メニエール病などの回転性めまい)などがあります。

動揺性めまいは、フワフワとしためまいで、脳幹や
小脳に何らかの異常があると起こります。

動揺性めまいは、吐き気や動悸、呼吸が苦しくなる
などの症状を伴います。

良性発作性頭位めまい症は、起床や前かがみなどで
頭の位置を変化させたときに起こる回転性のめまいです。

低い枕で寝たり横になってテレビを見るなど頭の
低い姿勢が続いたりする習慣のある人で、
パソコン
操作など
同じ姿勢を長く続けたり、運動不足が
続いたりすると
良性発作性頭位めまい症になりやすくなります。

メニエール病は、30~40代女性に多く、
耳鳴りや聴力低下を起こし、ぐるぐると回る回転性の
めまいを反復します。

それは内耳にリンパ液がたまりすぎてむくんだよう
になる内リンパ水腫が原因
ですが、ストレスや
睡眠不足、疲労などが影響しているようで
す。

ストレスや睡眠不足などにより自律神経の乱れから
交感神経が過剰に
働くと、血管が収縮し耳の内部へ
血液の流れも悪くなり、
めまいなどを引き起こす
原因になります。

ストレスをためないように運動などで身体を
動かし、質の良い睡眠を取るようにしましょう。